辛口の、呑みにくい、お酒の話 [本と雑誌]
Facebookで某蔵元が紹介していたのが気になって、「辛口の、呑みにくい、お酒の話」という本を購入。Amazon自体では扱っていないが、マーケットプレイスで出品者(SAKE SALON Japan)から購入できる。
- 作者: 大沼章宏
- 出版社/メーカー: DESIGNFARM&RESORT
- 発売日: 2014
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
作者の大沼氏は新潟にある「喫酒 ささ泉」の店主でであるが、まえがきによると、以下のような疑問からこの店を開くにに至ったらしい。
- お酒の消費スタイルは、このままでよいのだろうか。
- お酒に関するデタラメな風説や評価を放置していて良いのだろうか。
- お酒の評価基準は結局「好きか嫌いか」だけなのだろうか。
そして、自分の店で、お客様にとって都合の悪い話であっても、正直にお酒の話をしてきた...そうした「辛口の」お酒の話の積み重ねがこの一冊になったと言えるかもしれない。届いたものをさっそく拾い読みしてみたところ、自分には耳が痛い話もあったが全体的に興味深い内容で、お酒に対して真剣に向き合っている様子がうかがえた。目次は以下のとおり。
- お酒って.
- 蔵元について思うこと.
- マスターのお薦めを...
- 美味しいお酒?
- マズイお酒.
- 嗜好品だからね
- お酒の味が「わからない」方へ
- 飲み比べ
- 「辛口」な話
一節、一節、作者の考えを受け止めつつ、じっくりと読んでいきたい。読み終えたら、コラムとして感想を書こうと思う。時間があれば。