にほん酒や(吉祥寺) [飲酒履歴(日本酒)]
博多から5時間強をかけてようやっと東京に着いたときには腹も減っていたので、「にほん酒や」で夕食。
店に着いたのは22時過ぎで、何人かの客が帰って席に余裕のある時間帯だったと思う。案内されてカウンターの端に落ち着くと、ほどなくして隣には久々のK.W.氏が。会うのは一年ぶりぐらいになるので、彼と話しながらの酒になった。アテにしたものは以下のとおり。
・お通し(キャベツのマリネ)
・鹿と空豆、ブルーチーズ
・フォアグラと苺のサンド
・村越シャモロックの親子丼
そして、飲んだ酒は以下のとおり。
- 鯉川 亀治好日 純米吟醸 庄内町産亀の尾 精米歩合55% H25BY(山形・鯉川酒造株式会社)
- 純米梅酒 野花(のきょう)2007(鳥取・梅津酒造有限会社)
- 梅津の生もと 山 特別純米酒 鳥取県産山田錦 精米歩合60% H24BY(鳥取・梅津酒造有限会社)
- 十旭日 純米生原酒 生もと 島根県産改良雄町 精米歩合70% 酵母無添加 H23BY(島根・旭日酒造有限会社)
- 秋鹿 山廃純米 無濾過生原酒 山田錦 精米歩合70% 7号酵母 H25BY(大阪・秋鹿酒造有限会社)
飲んでいるうちに24時近くになってきたのでお勘定にしてもらい、話し相手にいとまごいすると、燗番娘の明日香さんに見送られて店を出た。そして、なかなか濃い休日だったなあと、二日間の記憶を反芻しつつ帰路についたのだった。
SAKE HOPPING HAKATA(博多・福岡国際ホール) [飲酒履歴(日本酒)]
大阪でのはしご酒から一夜明けて、さらに西の博多へ。今回の旅行の目的は、博多で初めて開催される本格的な日本酒イベント、「SAKE HOPPING HAKATA」に参加するためだったのである。このイベントの詳細については、以下のリンクを参照されたい。
・SAKE HOPPING HAKATA
http://www.9syu.atcomweb.jp/
要するに日本酒専門店9店舗×9酒蔵×1醤油蔵の合同開催によるはしご酒イベントで、大阪の「上方日本酒ワールド」と同様、各チームのブースを回って酒やアテを楽しむことができる。
さて、山陽新幹線では「のぞみ」を利用したが、早い時間帯の「みずほ」や「さくら」が満席になっていたのは実に残念だった。ともあれ博多には12時14分に到着、 その足で会場の福岡国際ホール(西日本渡辺ビル16F)へ。同じ場所にある大丸とは入り口が異なるので気をつけよう。
チケットは博多の飲み友であるY.Y.氏にお願いしていたので、まずは彼女と合流。受付でチケットをグラス、トレー、スタンプカード(写真)と交換する。このスタンプカードはブースで酒を注文したときに押印してもらえるもので、全部溜まったらめでたく「はしご酒マイスター」に認定されるのだが、何かをくれるとかそういうことはなかった。
・スタンプカード(1時間ちょっとでこの状態になった)
会場ではY.Y.氏とその夫、 東京の大学を卒業して地元に戻っているT.O.氏などと談笑しながら酒を飲んだ。酒蔵関係者では、辨天娘から竹鶴に嫁いだ陽子さん、日置桜のダンディ山根社長、陽子さんの弟の章太郎さんにも挨拶できた。
会場には2時間半ほどいて、その間に酒を15杯、アテを3品ほどいただいた。飲んだ酒の中でよかったと思うのは、日置桜の「芝笑え」と竹鶴の2種類。「芝笑え」の方は味はもちろんだが、そのネーミング(「ネッスンドルマ」の店主に由来するらしい)と1杯1,000円という値付けが特に印象的だった。
15時半頃会場を出た後は、新大阪までは「さくら」、新大阪からは「のぞみ」を利用して東京に。「さくら」は評判通り快適だったので、次は「みずほ」に乗ってみよう。
・イベントでもらえるグラス
博多に来るのは今回で3回目になるのだが、会った人との話からも、博多にも日本酒専門店が増えているということを実感できた。このイベントも毎年開催されるだろうし、お店そのものにも行ってみたいので、今後は九州にも頻繁に行くことになりそうな気がする。