もやしもん(13) [本と雑誌]
「もやしもん(13)」(講談社イブニングKC)を、限定版と通常版ともに購入。
2005年からずっと購入していたこのコミックもようやく大団円を迎えるわけで、何はともあれめでたしめでたし。
日本酒造りをメインに話が進み、沢木や蛍など登場人物の関係にも変化があり、それぞれが落ち着くところに落ち着いて(?)2年に進級する。そうなのである。9年間で13巻を費やしたくせにマンガ上の時間は1年しか経っていないわけだが、それを感じさせない濃密なストーリー展開だったと思う。時間ができれば、最初からもう一度読み直してみたい。
- 農大スクールカレンダー(2014-2015)
- もやしもん13ネーム+α
また、これまでどおり、カバーや表紙など細かいところにも違いがある。ファンなら当然両方とも買いだろう。
辛口の、呑みにくい、お酒の話 [本と雑誌]
Facebookで某蔵元が紹介していたのが気になって、「辛口の、呑みにくい、お酒の話」という本を購入。Amazon自体では扱っていないが、マーケットプレイスで出品者(SAKE SALON Japan)から購入できる。
- 作者: 大沼章宏
- 出版社/メーカー: DESIGNFARM&RESORT
- 発売日: 2014
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
作者の大沼氏は新潟にある「喫酒 ささ泉」の店主でであるが、まえがきによると、以下のような疑問からこの店を開くにに至ったらしい。
- お酒の消費スタイルは、このままでよいのだろうか。
- お酒に関するデタラメな風説や評価を放置していて良いのだろうか。
- お酒の評価基準は結局「好きか嫌いか」だけなのだろうか。
そして、自分の店で、お客様にとって都合の悪い話であっても、正直にお酒の話をしてきた...そうした「辛口の」お酒の話の積み重ねがこの一冊になったと言えるかもしれない。届いたものをさっそく拾い読みしてみたところ、自分には耳が痛い話もあったが全体的に興味深い内容で、お酒に対して真剣に向き合っている様子がうかがえた。目次は以下のとおり。
- お酒って.
- 蔵元について思うこと.
- マスターのお薦めを...
- 美味しいお酒?
- マズイお酒.
- 嗜好品だからね
- お酒の味が「わからない」方へ
- 飲み比べ
- 「辛口」な話
杉浦日向子の食・道・楽 [本と雑誌]
新潮文庫の「杉浦日向子の食・道・楽」を最近購入。
さまざまな媒体に寄せたエッセイをまとめたもので、酒や食べ物にまつわる話が魅力的な文章で綴られている。単行本未収録の漫画のひとコマ、愛用の酒器の写真、作品リストも収録されている。
また、この本に収録されている「正しい酒の呑み方七箇条」には、我が意を得た思いがする。希代の風流人であり酒飲みであった作者の早すぎる死を悼むばかり。
- 酒の神様に感謝しつつ呑む
- 今日も酒が呑めることに感謝しつつ呑む
- 酒がうまいと思える自分に感謝しつつ呑む
- 理屈をこねず臨機応変に呑む
- 呑みたい気分に内臓がついて来られなくなったときは、便所の神様に一礼して、謹んで軽く吐いてから、また呑む
- 呑みたい気分に身体がついて来られなくなったときは、ちょっと横になって、寝ながら呑む
- 明日もあるからではなく、今日という一日を満々と満たすべく、だらだらではなく、ていねいに、しっかり、充分に、呑む
Meets Regional 2014年3月号 [本と雑誌]
少し前のことになるが、「Meet Regional」の2014年3月号と4月号を同時に購入。
3月号の方は「恋しく、ておでん。」という特集記事。で、京阪神でおでんを扱っている店を取り上げている。自分が知っている店では、京都・四条河原町の「Sake Cafe ハンナ」が紹介されていたが、ここの店主が写真に出るのは珍しいと思う。
Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2014年 03月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 京阪神エルマガジン社
- 発売日: 2014/02/01
- メディア: 雑誌
そして、4月号の方は「梅田で飲む」という特集記事。大阪駅前ビル、新梅田食堂街、お初天神、曾根崎、茶屋町、ホワイティうめだ、堂山など多くの地域の店が取り上げられている。行ったことのある店は「初かすみ酒房 阪急梅田店」ぐらいだったが、面白い店が多いようなので、機会があれば開拓してみたい。「酒肆 門」「麦太郎」という以前から気になっている店もあることなので。
Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2014年 04月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 京阪神エルマガジン社
- 発売日: 2014/03/01
- メディア: 雑誌
今宵堂 きょうの晩酌 [本と雑誌]
Amazonで注文していた「今宵堂 きょうの晩酌」が届いた。
今宵堂は京都にある酒器専門店で、上原連・梨恵の若い夫婦が営んでいる小さな工房兼店舗であり、自分も数年前から懇意にさせてもらっている。彼らは日々の晩酌を「今宵堂晩酌帖」という名前のブログに記してきているのだが、その積み重ねがこの一冊の本になった。以下のように季節に分かれた上で、一頁ごとに酒肴の写真とそれに合わせた文章が入るという構成になっていて、どこからでも気楽に読むことができる。
- 初日 冬から春
- 春隣 春
- 五月晴れ 春から冬
- 蝉時雨 夏
- 星月夜 夏から秋
- 鰯雲 秋
- うそ寒 秋から冬
- 年の残り 冬
参考)「酒器 今宵堂」のWebサイトのリンク。
紹介されている肴は手間ひまをかけずに簡単にできるものばかりで、うちでもやってみようかという気になる。また、こういう器の使い方もあるのだなという発見があるのもうれしい。本当にお二人の人柄がそのまま出ている素敵な本だと思う。
気が早いかもしれないが、これからも晩酌を積み重ねて続編ができることを期待したい。
居酒屋2014(柴田書店MOOK) [本と雑誌]
「居酒屋2014」というムックは、客ではなく居酒屋をやっている人をターゲットにしたもの。知っている店が載っているということで購入したが、アルコール売上げ構成比、注文率、原価率などが興味深いものだった。
ちなみに、以下のような構成になっていて、バル・酒場計105軒が紹介されている。
- 一点突破型でニッチを狙え! 専門店化するバル&ワイン酒場
- バルだけじゃない! 強烈な個性でがっつり稼ぐ勝ち組酒場の新顔
- オンリーワンだから売れる! 定番メニュー、ひと捻りの技
- カジュアルダウンで大ヒット! 坪月商30万円超の超ド繁盛店
- 原点から学ぶ大衆酒場の名店50選 〜視察ポイントはここ〜
- ニッポンの酒力 Made in JAPANで“物語”を売る人気コンセプチュアル店
- 社長22人が明かす「オンリーワンの店づくり、わが社ならではの組織づくり」
そして私が知っている店というのは、大阪の「サケとスミビとロシュタン」、東京の「ごでんや」、大衆酒場の数軒である。このムックに目を通していて思ったのは、どんどん新しい店が出てきている今、しっかりしたコンセプトがあってかつ消費者に受け入れられる努力をしないと、生き残っていくのも大変だろうなということだった。
客からの視線とは逆の、店からの視点というのも新鮮だったので、もう少し読み込んでみたい。
dancyu 2014年3月号 [本と雑誌]
日本酒特集ということで購入したのは、「dancyu」の2014年3月号。毎年のように日本酒特集をやっている雑誌だが、今年は以下のような構成になっている。「今更この話題?」という感じのものもあったが、さまざまな観点から日本酒のことを取り上げていて、過去の特集より練れてきているという印象。
- 新しい日本酒の道標
- なぜいま「新政」なのか
- 注目の精米歩合80%!
- シュワシュワとにごり
- 男の燗酒、女の燗酒
- 造りの話をしよう。
- アテの名作
- 新しい酒場
- 酒肴の王様「水いかのスルメ」
- お酌の心得。
- ドゥ・ユー・ノウ「越乃寒梅」?
- 脱「日本酒と刺身」のススメ
行ったことのある店で紹介されていたのは以下のとおり。
- 東京:「萬屋おかげさん」「赤鬼」「鼎」「ごでんや」「日本酒スタンド もと」
- 大阪:「サケとスミビとロシュタン」
また、他にも以前から気になっている店がいくつか紹介されていた。例えば、東京の「mocchi」「あめつち」、大阪の「酒場スナフキン」「bonbori」とか。こうした飲食店情報の他、酒造業界や消費動向に関する記事もあり、なかなか読み応えのある一冊。
dancyu (ダンチュウ) 2014年 03月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2014/02/06
- メディア: 雑誌
大阪環状線の本(えるまがMOOK) [本と雑誌]
先日の「京阪神和食の店」に続いて購入した、えるまがMOOKの「大阪環状線の本」。大阪環状線の駅は全部で19駅あるが、その一駅ごとにおもろい店を紹介するというコンセプトで、計346軒が紹介されている。
自分の行ったことのある店が載っているかとチェックしてみたが、天満の「肴や」ぐらいしかなかった。自分がよく行く店はJRではなく大阪市営地下鉄沿線の方が多いので、そういうものかもしれない。「そば切り からに」などの福島のそば屋、天満で箕面ビールを飲める「BEER BELLY 天満」は以前から気になっているので、近いうちに行ってみるつもりだ。
保存版 吉祥寺を極める!2014(アスペクトムック) [本と雑誌]
たまたまコンビニで見つけて購入したのは、アスペクトムックの「保存版 吉祥寺を極める!2014」。吉祥寺のグルメ&お買い物完全ガイドということで、以下のような構成で計205軒の店が紹介されている。
- 井の頭公園さんぽ
- くつろぎのカフェ&スイーツ
- AREA1 東急裏
- AREA2 北口
- レトロで新しいハモニカ横丁
- AREA3 ヨドバシ裏
- 笑顔になるランチ
- PART4 公園口
- PART5 末広通り
- 吉祥寺のBOOK STOREガイド
- 吉祥寺 雑貨&家具店めぐり
- 吉祥寺でみつけたおみやげガイド
自分が行ったことのある店で紹介されていたのは、居酒屋の「タイ炭火酒場 ラコタ」「吉祥寺 PLAT STAND もと」、雑貨店の「mist∞」「こまものや六方」ぐらいだった。イタリアンやフレンチなど、この雑誌を参考にもう少し開拓してみたい。
保存版 吉祥寺を極める!2014 グルメ&お買い物完全ガイド (アスペクトムック グルメ散歩シリーズ)
- 作者: なし
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2014/02/05
- メディア: ムック
京阪神和食の店(えるまがMOOK) [本と雑誌]
なじみの店が載っているという話だったので、えるまがMOOKの「京阪神和食の店」を購入。ざっと見たところ、以下のような構成で京都・大阪・神戸の店が200軒紹介されている。
- 週イチ行きたい、旬のデイリー和食店
- きょうの和食ア・ラ・モード
- 気鋭のカウンター割烹
- 働くあなたの和食マップ
行ったことのある店で紹介されているのは、以下のとおり。
- 京都:「和食と和酒 美碧」「魚とお酒 ごとし」「魚の匠 あさきぬ」「神馬」
- 大阪:「八百屋とごはん うらや」「味酒 かむなび」「日本酒うさぎ」「日本酒餐昧 うつつよ」「蔵朱」
- 神戸:「酒肴啐啄 酒糀家」「和食・立ち呑み かこも」
行ってみたいと思っている店も多数紹介されていたので、今後の開拓の参考になりそうだ。
京阪神和食の店―祝・世界遺産!いいダシきいてる和食店200軒掲載 (えるまがMOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 京阪神Lマガジン
- 発売日: 2014/01/30
- メディア: ムック