にほん酒や(吉祥寺) [飲酒履歴(日本酒)]
久しぶりにM.T.氏やA.W.氏と飲むことになり、「にほん酒や」へ行ってきた。
約束していた19時より少し早めに着いたので、カウンターで飲みながら待つことに。2杯目を飲んでいる途中で2人が到着したので、以後は3人でわいわい話しながらの酒になった。アテにしたものは以下のとおり。
・お通し(大根のマリネ)
・村越シャモロックの胸肉と竹の子のサラダ
・刺身盛り合わせ(小田原産平目、小田原産真鰯の酢〆、焼津産ばち鮪)
・愛媛産鹿のもも肉ビンダール
・牡蠣と金時豆のひしお汁(取り分けた後)
・明太子
・豚スペアリブと京菜花の炊いたん
・泉州産水なすとフルーツトマト
・にほん酒やの〆カレー
・高谷さん手製の羊羹
店主の高谷さんは最近和菓子にはまっているらしく、デザートに手製の羊羹を出してくれた。和菓子と日本酒のマリアージュが、これからのブームになりそうな気がする。
そして、飲んだ酒は以下のとおり。3人だからとはいえ飲み過ぎのような気がする。
- 鯉川 特別純米 国産米 精米歩合55%(山形・鯉川酒造株式会社)
- 宗玄 純米酒 無濾過生原酒 兵庫県産山田錦 精米歩合55% H25BY(石川・宗玄酒造株式会社)
- よ右衛門 超辛口 純米酒 無濾過 瓶火入れ 徳島県産山田錦 精米歩合70% 協会7号酵母 H22BY(岩手・合資会社川村酒造店)
- 宗玄 特別純米酒 純酔無垢 兵庫県産山田錦 精米歩合55%(石川・宗玄酒造株式会社)
- 十旭日 生もと純米 加水火入 島根県産改良雄町 精米歩合70% 酵母無添加 H24BY(島根・旭日酒造有限会社)
- 十旭日 純米原酒 生もと 島根県産改良雄町 精米歩合70% 酵母無添加 H24BY(島根・旭日酒造有限会社)
- 風の森 純米吟醸 笊籬採り 無濾過無加水生酒 奈良県産露葉風 精米歩合60% H24BY(奈良・油長酒造株式会社)
- 十旭日 純米吟醸原酒 木槽しぼり 島根県産改良雄町 精米歩合60% H22BY(島根・旭日酒造有限会社)
- よ右衛門 山廃仕込純米酒 無濾過原酒瓶火入れ 岩手県産美山錦 精米歩合55% 協会7号酵母 H22BY(岩手・合資会社川村酒造店)
- 十旭日 純米吟醸原酒 山田錦 精米歩合55% H19BY(島根・旭日酒造有限会社)
- 十旭日 純米吟醸生原酒 島根県産改良雄町 精米歩合60% H21BY(島根・旭日酒造有限会社)
22時近くになったところでお勘定。同行者の2人は次の店に行くという話だったが、自分はまだ仕事が残っていたので、泣く泣く吉祥寺駅で別れたのだった。
煮込みや まる。(荻窪) [飲酒履歴(日本酒)]
確定申告が無事に終わった日。久しぶりに酒を飲みたくなって、激しい雨の中を「煮込みや まる。」に行ってきた。
17時過ぎに店に入るとカウンターには先客ひとり、店主のあっきーさんに挨拶して空いている席に落ち着いた。そして、以下のようなものをアテに、酒をゆるゆると。5日ぶりの酒は五臓六腑に染み渡る。
・酒粕クリームチーズ
・焼きそら豆
・牛すじ煮(味噌味)
・冷やしトマト
・豚汁とおむすび(具は塩昆布)
- サッポロラガービール
- 綾花 特別純米 大木町産山田錦 精米歩合60% H25BY(福岡・旭菊酒造株式会社)
- 睡龍 純米酒 火入れ 精米歩合65% H20BY(奈良・株式会社久保本家酒造)
- 睡龍 特別純米 無濾過生原酒 精米歩合60% H25BY(奈良・株式会社久保本家酒造)
- いづみ橋 恵 海老名耕地 海老名産山田錦「I」精米歩合80% H24BY(神奈川・泉橋酒造株式会社)
- 生もとのどぶ 仕込18号 +14 精米歩合65% H24BY(奈良・株式会社久保本家酒造)
2時間ほど寛いだところでお勘定にしてもらい、客も多くなってきた店をおいとました。雨のにおいに春を感じた。
辛口の、呑みにくい、お酒の話 [本と雑誌]
Facebookで某蔵元が紹介していたのが気になって、「辛口の、呑みにくい、お酒の話」という本を購入。Amazon自体では扱っていないが、マーケットプレイスで出品者(SAKE SALON Japan)から購入できる。
- 作者: 大沼章宏
- 出版社/メーカー: DESIGNFARM&RESORT
- 発売日: 2014
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
作者の大沼氏は新潟にある「喫酒 ささ泉」の店主でであるが、まえがきによると、以下のような疑問からこの店を開くにに至ったらしい。
- お酒の消費スタイルは、このままでよいのだろうか。
- お酒に関するデタラメな風説や評価を放置していて良いのだろうか。
- お酒の評価基準は結局「好きか嫌いか」だけなのだろうか。
そして、自分の店で、お客様にとって都合の悪い話であっても、正直にお酒の話をしてきた...そうした「辛口の」お酒の話の積み重ねがこの一冊になったと言えるかもしれない。届いたものをさっそく拾い読みしてみたところ、自分には耳が痛い話もあったが全体的に興味深い内容で、お酒に対して真剣に向き合っている様子がうかがえた。目次は以下のとおり。
- お酒って.
- 蔵元について思うこと.
- マスターのお薦めを...
- 美味しいお酒?
- マズイお酒.
- 嗜好品だからね
- お酒の味が「わからない」方へ
- 飲み比べ
- 「辛口」な話
エノテカ・オンライン [購入履歴(ワイン)]
「エノテカ・オンライン」で注文していたものが届く。
- OPUS ONE 2010 (OPUS ONE WINERY)(オーパス・ワン 2010 (オーパス・ワン・ワイナリー))(アメリカ・カリフォルニア)
このワインを前に飲んだのはいつだったのだろうか。しばらく寝かせておいて、何か祝い事のあるハレの日に開けることにしよう。数年後になるかもしれないが。
杉浦日向子の食・道・楽 [本と雑誌]
新潮文庫の「杉浦日向子の食・道・楽」を最近購入。
さまざまな媒体に寄せたエッセイをまとめたもので、酒や食べ物にまつわる話が魅力的な文章で綴られている。単行本未収録の漫画のひとコマ、愛用の酒器の写真、作品リストも収録されている。
また、この本に収録されている「正しい酒の呑み方七箇条」には、我が意を得た思いがする。希代の風流人であり酒飲みであった作者の早すぎる死を悼むばかり。
- 酒の神様に感謝しつつ呑む
- 今日も酒が呑めることに感謝しつつ呑む
- 酒がうまいと思える自分に感謝しつつ呑む
- 理屈をこねず臨機応変に呑む
- 呑みたい気分に内臓がついて来られなくなったときは、便所の神様に一礼して、謹んで軽く吐いてから、また呑む
- 呑みたい気分に身体がついて来られなくなったときは、ちょっと横になって、寝ながら呑む
- 明日もあるからではなく、今日という一日を満々と満たすべく、だらだらではなく、ていねいに、しっかり、充分に、呑む
一心加減燗(仙台・青葉区国分町) [飲酒履歴(日本酒)]
仙台での締めは「一心加減燗」、3回目の訪問になる。
店に入ったのは23時過ぎ、さすがに客もほとんどいなかった。こちらの人数が3人と少なかったこともあり、初めてのカウンターに。ここのカウンターは落ち着くと思う。
・店のカウンターにて
すでにおなかが一杯になっていたこともあり、食べるものは以下のとおりであまり頼まず。「鯖の日」ということで注文したしめ鯖は脂が乗っていて美味だった。
・つきだしお刺身三点盛り(白ボタン海老、ミナミ鮪、蛸)
・しめ鯖とその炙り
- 萩の鶴 美山錦中取り純米吟醸生原酒 亀岡 美山錦 精米歩合 50% 宮城酵母 H25BY(宮城・萩野酒造株式会社)
- 山和 純米吟醸 無濾過生原酒 美山錦 精米歩合50%(宮城・株式会社山和酒造店)
- 生もとのどぶ H24BY 仕込15号 +13 精米歩合65%(奈良・株式会社久保本家酒造)
すっかり満足したところで0時半頃にお勘定。店のともさんに見送られて外に出ると、S氏夫妻にタクシーで宿まで送ってもらい、そこで別れたのだった。
たくさん話して食べて飲んで満足できたし、仙台にも個性的で素敵な店があるということを再認識した一日だった。北海道もそうだが、仕事が落ち着いたら、仙台にもまたゆっくり来たいと思う。
本格酒処 シマウマ酒店(仙台・青葉区一番町) [飲酒履歴(日本酒)]
仙台での3軒目は「本格酒処 シマウマ酒店」、純米酒と本格的な中華料理を楽しめる店。前回(昨年8月)に行ったときはラストオーダーを過ぎていたので、ちょっと飲むぐらいしかできなかったのだった。
さて、店に着いたのは21時20分頃。ここも店内はほぼ満席状態だったが、あらかじめ電話で確認していたので、空いている席に3人で落ち着くことができた。ここの店主は女性だが、私のことを覚えていてくれたのはうれしい。
・店の看板
メニューから数品を注文し、それに合わせる形で日本酒をいろいろと。最後の麻婆豆腐は昨年来の念願。「最高の辛さ」でお願いしたが、自分にはちょうどよい辛さで美味しくいただいた。
・お通し(粕汁)
・カプサイシンネギキュウリ
・シャキシャキ豆苗炒め
・麻婆豆腐
- 六根 純米酒 生酒 オニキス 国産米 精米歩合65%(青森・株式会社斉藤酒造店)
- 玉川 自然仕込 純米酒(山廃)やんわり 北錦 精米歩合66% 22BY(京都・木下酒造有限会社)
- 阿櫻 超旨辛口 特別純米 無濾過生酒 秋田県産米 精米歩合60%(秋田・阿桜酒造株式会社)
- 生もとのどぶ H24BY 仕込17号 +15 精米歩合65%(奈良・株式会社久保本家酒造)
もう少しゆっくりしていたかったが、22時半頃にお勘定にしてもらって次の店に。ここも再訪必至の店になった。
ブラッセリー ノート(仙台・青葉区国分町) [飲酒履歴(ワイン)]
仙台での2軒目は「ブラッセリー ノート(BRASSERIE NOTE)」、フレンチビストロの店である。共通の友人であるR.S.氏が好きな店だというので、どういうところかと入ってみることにした。
店に着いたのは19時半頃、店内はほぼ満席。あらかじめ電話で席があることは確認していたので、3人で空いている席に落ち着くことができた。
・店の外観
スタッフのアドバイスを参考にして、ワインや料理をメニューから選択。 まず、食したものは以下のとおり。ハシゴ酒の途中なので控えめにした。
・山形県産べっぴん豚のパテ、べっぴん豚の自家製ボイルハム、他
・キッシュロレーヌ
そして飲んだ酒は以下のとおり。最初のブロセッコはイタリア(ヴェネト州)のものだが、他はフランス産である。
- トレヴィジオール / プロセッコ(泡)
- ピュズラ・ボノーム / キュヴェノート ブラン 2010(白)(店限定のオリジナルワイン)
- ドメーヌ・ラ・ボエム / ヴァン・ド・フランス ルージュ ラ・ボエム 2005(赤)
- ドメーヌ・ラ・ボエム / ヴァン・ド・フランス ルージュ ルル 2010?(赤)
- ピュズラ・ボノーム / キュヴェノート ルージュ 2010(赤)(店限定のオリジナルワイン)
酒や料理はもちろん美味しく、スタッフの応対も申し分ないものであったので、この店にもまた来ようと思う。そのときにはもう少し他の料理を味わってみたい。21時頃にはお勘定にしてもらって、次の店に。
のんびり酒場 ニコル(仙台・青葉区大町) [飲酒履歴(日本酒)]
道祖神の招きにあずかり、自分が好きな街のひとつである、仙台へ飲みにいってきた。そんな私に付き合ってくれたのは、仙台在住のS氏夫妻(N.S.氏&K.S.氏)である。
この日の仙台駅前は雪が舞っていた。駅前のビジネスホテルにチェックインした後、30分ほど歩いたところにある「のんびり酒場 ニコル」へ。昨年8月以来、2回目の訪問になる。17時ちょうどに店を覗いてみると先客は誰もおらず、ちょうど出てきた店主と目が合ったので、挨拶してテーブル席の一つに落ち着いた。ストーブの温もりがうれしい。
・店の外観
しばらくするとK.S.氏が到着したので、再会の挨拶をしてまずはビールから。N.S.氏の方は仕事で30分ほど遅れるという連絡があったので、先に飲むことにした。牡蠣を食べたい気分だったので、アテも牡蠣メインになってしまった。
・お通し(蒸しかき)
・かき味噌
17時半頃には待ち人が到着したので、3人で話しながらワイワイと。店内も次々に客が入ってきて、けっこう賑やかになっていた。このへんで注文した「究極のかきフライ」は、ボール一個(一人前)あたり6個の牡蠣を使用しているというもので、感涙ものの美味さであった。
・究極のかきフライ
・いぶりがっこ
・ポテトサラダ
- いわて蔵ビール キャラメルエール(岩手・世嬉の一酒造株式会社)
- 辨天娘 純米酒 H20BY 3番娘 契約栽培五百万石 精米歩合70%(鳥取・有限会社太田酒造場)
- 辨天娘 純米玉栄 生もと H23BY 10番娘 若桜町産玉栄 精米歩合70%(鳥取・有限会社太田酒造場)
- 日輪田 しぼりたて 山廃純米生原酒 蔵の華 精米歩合60% H25BY(宮城・萩野酒造株式会社)
- 日輪田 雄町 山廃純米酒 雄町 精米歩合65% H24BY(宮城・萩野酒造株式会社)
- 伯楽星 純米吟醸 うすにごり本生 国産米 精米歩合55%(宮城・株式会社新澤醸造店)
- 油彩シリーズ「ローズ」2013(赤)(山梨・四恩醸造株式会社)
日本酒、焼酎、日本ワインが充実した品揃えであり、馴染んだら居心地のいい店だと思う。すっかり日が暮れた19時過ぎにお勘定にしてもらい、店主に見送られて外に出ると、次の店に向かったのだった。
Meets Regional 2014年3月号 [本と雑誌]
少し前のことになるが、「Meet Regional」の2014年3月号と4月号を同時に購入。
3月号の方は「恋しく、ておでん。」という特集記事。で、京阪神でおでんを扱っている店を取り上げている。自分が知っている店では、京都・四条河原町の「Sake Cafe ハンナ」が紹介されていたが、ここの店主が写真に出るのは珍しいと思う。
Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2014年 03月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 京阪神エルマガジン社
- 発売日: 2014/02/01
- メディア: 雑誌
そして、4月号の方は「梅田で飲む」という特集記事。大阪駅前ビル、新梅田食堂街、お初天神、曾根崎、茶屋町、ホワイティうめだ、堂山など多くの地域の店が取り上げられている。行ったことのある店は「初かすみ酒房 阪急梅田店」ぐらいだったが、面白い店が多いようなので、機会があれば開拓してみたい。「酒肆 門」「麦太郎」という以前から気になっている店もあることなので。
Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2014年 04月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 京阪神エルマガジン社
- 発売日: 2014/03/01
- メディア: 雑誌